芸能人の暴露本 読みたいランキング

今、「記憶にございません」という総理大臣をネタにした三谷幸喜監督の映画が人気のようですが、その主演俳優である中井貴一は若い頃は、そうとうの女癖が悪い人間だったと石原真理子が著書「ふぞろいな秘密」(双葉社)の中で暴露しています。

自分にも身体の関係を迫ってきたそうです。

父親も有名な俳優で、テレビでは真面目そうな体でやっていますが、裏の顔はそうとうなスケベオヤジであることがわかります。

石原真理子や中井貴一とは、ドラマ「ふぞろいの林檎立ち」で共演し、こっちも月9ドラマなどでシニアになって再び顔を出し始めた時任三郎もかなり女癖が悪かったと石原真理子が書いています。

2006年に暴露本に登場してからしばらくテレビから姿を消していましたが、さすがに生活費に困ったのか、老け役の脇役でも出たいようです。

どちらもバラエティ番組に出ないのは、あまりそのあたりをつつかれたくないのかもしれません。

話も得意そうではないし。

また、チェッカーズの高杢禎彦さんの暴露本「チェッカーズ」(新潮社)は有名で、ボーカルの藤井フミヤはパンを買いに走らされる所謂パシリだったということです。

自分だけ独立して稼ごうとして、グループメンバーを切り捨てたことも書かれています。

藤井フミヤは独立後にアーティスト気取りでいろいろなビジネスに手を出し、ソロ楽曲も大当たりしましたが、その人間性は最低極まりないというものです。

どうしようもなかったチンピラ中学生が、成り上がりで有名芸能人になってしまい、その傍らで傷ついていった人間がたくさんいたことがわかります。

その後、元チェッカーズは真っ二つに分裂し、お互いに争っていますが、テレビでは印象を悪くしたくないのか、藤井フミヤはこの暴露本について一切触れません。

高杢さんが癌闘病している際も、病院に顔も出さなかったそうで、とんでもない人でなしだと書かれています。

最近出版された新しいところでは、浜崎あゆみの「M~愛すべき人がいて」(幻冬舎)がありますが、エイベックスの松浦とかいう汚い顔の男をどうして好きになったのか、関心があるというよりは、不思議なので理由が知りたいといったところです。

「朝ヤン」で当時まだ若い頃、マックス松浦とかいうふざけた名称で偉そうに業界人気取りで出演していましたが、魅力的な人間には見えず、ただ尖っている不細工な若造といったイメージだったのに、何故、歌姫浜崎あゆみが好きになったのかやはり不可解極まりない。

あの暴露本も本人が直接書いたものではないので、真相はわからないと思った方がよいでしょう。

マックス松浦との関係より、TOKIOの長瀬智也くんと恋愛関係にあった期間の暴露本の方が読みたいですが、それはジャニーズ事務所が出版を許さないでしょう。

ジャニーズ事務所といえば、今年7月に亡くなったジャニー喜多川氏の事務所に所属している少年たちへの性的暴行を暴露した「Smapへ」で、著者は元光GENJIの木山将吾です。

ジャニー喜多川の餌食になったのは、メジャーデビューをする前のジャニーズジュニアの子どもたちだったと書かれています。

著者の木山くんもその被害者のひとりであり、その他にもたくさん被害者がいて裁判にまでなっているそうです。

ただ、超有名になったSMAPやTOKIOの中にも性的被害者がいるというのは驚きです。

ジャニーズジャパン副社長となった滝沢秀明も被害者であったと書かれています。

掘られた少年は1人や2人ではなかったということです。

この暴露本のタイトルが「Smapへ」となっているのが気になるところですが、著者である木山くんが所属していたグループ光GENJIのバックダンサーとして踊っていたのが、木村拓哉や中居正広、香取慎吾らのSmapメンバーですから、ジャニー喜多川氏の歪んだ少年愛を目の当たりにしていたのでしょう。